自己紹介その2 「好き」の定義について

 自己紹介や、新しく出会った人との会話の中で、趣味や好きなことを聞かれるのが苦手です。

「私は映画が大好きで」とか「釣りが趣味で船を持っていて」とか「子供のころからお茶を続けていまして」とか、そういう風に言える何かがなくて、何も言わずにいると、周囲からは、「謎な人」と位置付けられてしまいます。

自分のことをあまり話さないこともその理由の1つではありますが・・。

もともと少し内向的なところがありますし、人の役に立ったり、楽しいと思ってもらえるほどの何かを持っていないと思ってしまうので話せない、というのが正直なところでしょうか。

なので、ほかの人からはちょっと垣間見えた「私の好き」をかなり湾曲してとらえられてしまうこともあります。

何しろ私自身が自分のことをよくわかっていないので、今回「好きなこと」について、整理して書こうと思います。

好きの定義、好きのレベル

好きとは「気に入って心がそれに向かうこと。そのさま」と辞書にあります。なので「好き」とは本来、気に入ることなのですね。そう思うと、私の場合、例えば、猫は気に入りますが、バイクには心が向かいませんので、猫は好き、バイクは好きではない(というか心が向かわないだけ)ということになります。

ただ、この定義を当てはめると、世の中にあるものすごく多くのものや、事柄を私の「好き」に認定しなくてはならないので、それは壮大なスケールになります。私が好きなものはね、と気軽に話すことは到底できないし、したら嫌がられると思います。

なのでここで私なりに「好き」を定義すると

  1. 「私の好きなもの」というレベル 気に入って心が向かうもののなかで、そのことを考えると、常軌を逸してしまう、絶対になくしたくないというようなもの、こと、場所
  2. 「私が関心を寄せるもの」というレベル は気に入っていて、心が向かい、機会があるとつい、見たり、立ち止まったり、自分の周囲にあったら幸せなもの、こと、場所
  3. 「私が苦ではないと感じるもの」というレベル は、普段は特別意識してるわけではいけれど、なくなったらさびしい、と思うもの、こと、場所

となると、自己紹介の時に、ライトにお話しすべきことは、2「私が関心を寄せるもの」というレベルなのかも。それであれば、ほかの人と共感できることはたくさんあるのかもしれません。

そして、もしかしたら、私が誰かの役に立ったりできることは、1.「私の好きなもの」というレベルの私の好きなもの、こと、場所の中にあるのかもしれません。

そして、この「好き」は固定的ではなく、流動的なので、季節や気分、年齢、状況などで変化していくものでもあります。

今回の自己紹介として、「私が関心を寄せるもの」

自分の心を見つめるためには、本当は「私が好きなもの」すなわち、常軌を逸してしまうほど好きなものについて書くべきかもしれませんが、まずは、自己紹介として、ライトなところから整理したいと思います。

関心があるものについて、人に話すように書いてみると、やっぱり、「常軌を逸するほど好きではない言い訳」みたいなのが頭についてしまいます。多分私が「正しく伝える」ことにこだわりすぎなのかもしれません。

「最近、私はADDressというサービスを使って多拠点生活にトライしています」

「猫派?犬派?だったら猫派です。動物を飼ったことはありませんが、飼うなら猫。黒猫か、グレーの短毛の猫にあこがれます。猫は触り心地もいいし、犬みたいに忠実すぎないところも好きです。」

「キャラクターグッズを集めることはしないのですが、どうしても惹かれてしまうキャラクターはあります。見た目にかわいくて好きなものは、子供のころはセサミストリートのクッキーモンスター、大人になってからは、ウォレスとグルミットの羊のショーン、レオレオニのアレクサンダー、最近だと、LABOTとか、イーマリーも好きです。(みんな目がまるい)キャラクターとして好きなのはムーミンのミイ、イジワルばあさんのおばあさん。(二人はちょっと似てませんか?)です。」

「マニアというほどではないですが、コスメや洋服やバッグを見たり、買ったりするのが好きでで、いいな。素敵。欲しい。と思う瞬間を幸せに思います。」

「お酒はあまり飲みませんが、飲むならワインが好きです。」

「本を読むのが特別好きなわけではないのですが、小説のシーンで好きなシーンは村上春樹さんのダンスダンスダンスのハワイのシーンとか、柚木麻子さんBUTTERという小説のバターの描写とか。あとは、よく読んでいるのはビジネス書とか、思考に関する本など。最近読んでいて面白いのは、問題解決のジレンマ イグノランスマネジメント:無知の力という本(細谷功著)です。」


「映画は、あまり観ませんが、好きな映画をあげるとしたら、シザーハンズ(髪の毛を仕上げるシーンが好き)、妹の恋人、(このころティムバートンや、ジョニーデップがすごく好きだったので)プラダを着た悪魔、マイ・インターン、ジュリー&ジュリア、などは特に映像のきれいさ、センスの良さが好きで、何度も観ています。フランス映画ではアメリが好きです。日本の映画はあまり観ませんが、すいか(日本テレビ 2003年)というドラマが大好きです。これもやっぱり映像の質、雰囲気みたいなのが好きでした。」


「食べるものに関心が少ないですが、普段食べているのは和食が多く(健康に留意して)、外食の場合はフランス料理が好きです。」


「基本的には、無地、白、黒、グレー、ベージュ、紺、カーキ色みたいなものに囲まれていると落ち着きます。シルバーとゴールドであれば、色的にはシルバー色が好きです。」


以上が、パパっと思う浮かんだ「私が関心を寄せるもの」。

気に入っていて、心が向かい、機会があるとつい、見たり、立ち止まったり、自分の周囲にあったら幸せなもの、こと、場所。です。
人と話す時には、流れとしてこんなことを自己紹介的に話せばいいんでしょうか・・でもちょっと関心がマニアックでしょうか。難しいですね。


最近は、本当にADDressの話題に助けられていて、ちょっと話すきっかけとしてもいいですし、いろいろ質問が来たりして、話が双方向的に膨らんでいきます。関心がある人が多いんでしょうね。

ネクストステップ

いつかまとまったら1.「私の好きなもの」というレベル、気に入って心が向かうもののなかで、そのことを考えると、常軌を逸してしまう、絶対になくしたくないというようなもの、こと、場所 について書きたいと思います。


今夜もよい夢を見られますように。

自己紹介
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