会社を辞めるということ 無職の嗜み 各論5 いただき物をありがたくいただく。お返しは頭脳と身体で。

寒くなってきました。コートの季節です。素敵なコートをもらったので、そのことを書きます。

「人から何かいただく、そしてお返しする。」

そういうやりとりが、今の生活になってから、すごく変わりました。いただき物はすごく多くなったし、自分が「物」ではなくて「コト」でお返しできるようになって、今までよりもずっと、豊かな毎日を送ることができています。

今までの「わたしのコート」について

コートは今までは1-2年に一度、購入して、4-5枚を持って着まわしていました。

なんとなく年々、流行の形がありますし、トレンチ、ウール、ダウン、などの素材違いや、ロング、ショートなど、の丈、それから黒、グレー、ベージュなどカラーの違い、などなどで、収納場所があれば色々ほしくなってしまうし、なんとなく毎年買ってしまう。

ADDressライフを始めると決めたときに断捨離をして、どうせ、1つだけしかコートを持てないなら、新たに来る冬に、好きなコートを買おう!と思い、今まで持っていたコートをすべて処分してしまいました。

処分しているときには思っていませんでしたが、コートって値段もそれなりにする。無職の私には高いお買いものです。

ある日、コートのことについて友人に言ってみた

10月の終わりに友人と食事をしていた時、今年コートを買わなくてはならないけれど、リーズナブルな+Jとか、試してみようかな。いや、やっぱり一着なら、いいコートにしようかな。などとつらつら話していたところ、

*結局、ご存じの通り、+Jの発売日は UNIQLOは大パニックになったとのこと。のんきに週末にでも、なんて思っている私が買えるはずがなかったので甘かったです。

友人が

「コートあげようか??」

と言いました。「え?コートくれるの?」「うん。買ったけど全然着てないやつがあって、Emilyに似合いそうよ。」「え?いいの??」「うん。いいよ。いいよ。今度取りにおいで。」

そのお友達は私と同じで「おしゃれ好き」なので、素敵なコートなはず。うれしい!言ってみるものだなあ。

でも、私にはわかります。大枚をはたいて買ったのに、着ていないものがあるなんていうこと、普通の大人の女性なら絶対にあります。特にお洋服が好きな人にありがち。もし逆の立場だったら、私も素敵で、着ていないものをあげられるはず。

約束した日に、おうちに行くと、彼女は素晴らしく美味しいランチを作って待っていてくれていました。楽しいお食事&おしゃべりのあと、さっそくそのコートを着て帰りました。暖かくて、かっこいいコート。うれしい。

コートのお返しにしようと思っていること

何かお返ししなくちゃ。彼女は来年、お仕事をリタイヤして、愛知県のご実家へ帰るとのこと。荷物を片付けて、少しスッキリさせたいということだったので、それは私の出番だ!ということになり、断捨離&メルカリで来年の5月までにおうちを片付けるプロジェクトと作業を担当させていただくことにしました!

私はADDressを始めるにあたり、断捨離に成功して今に至ります。

断捨離やメルカリの利用方法については、私はコンサルできるくらい、しっかり再現性のある成功方法を見出しています。

私自身はちょっとストイックに断捨離してしまったので、彼女の精神的な負担にならないよう精神的にに支援ができて、肉体的にしっかり働いて断捨離のお手伝いをするつもりです。

コート分、プラス、心遣い分の、いいお仕事(断捨離)にご協力させてもらえれば私も嬉しいです。

まとめ

今まで、私は人に洋服をもらったことがありませんでした。私は洋服が好きで、こだわりがあるので、周囲の人たちも洋服を買うのが好きな私に、わざわざ「あげよう」ということを思いつかなかったのだと思います。

そもそも、今までは気に入った服を見つけたとき、買おうかどうか、迷うことはなく、大体欲しいものは購入していたので、「買おうかな。どうしよう。」と口に出したこともなかったように思います。仕事上、新しい洋服を買い揃えることは、「必要経費」くらいに思っていたからです。

口に出して買おうかな。どうしよう。といえば、余っているもの、必要のないもので、いいものをもらうことができるなんで、驚きでした。素敵なものをもらって、自分にお返しできることがあるのも嬉しかった。

おうちに着て帰ったら、ハウスメイトの女の子に「すごく似合いますよ!いいですね」と言われてますますいい気分になりました。

今夜もよい夢を見られますように。

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