ADDressに関する質問がたくさんあって、答えきれません。

 ADDressで生活することにしたよ!と周囲の人に告げると、みんな驚きます。

どんな生活になるのか気になるようで、いろいろ聞かれます。よく質問される内容を分類すると大きくは3つに分かれます。

  • ADDressの仕組みに関する質問
  • 他人と同居することに関する質問
  • 荷物に関する質問

興味があるのであれば、お試しADDressしてみたらいいのにな。

案ずるよりも生むが易し。自分の家を処分してアドレスホッパーにならなくても、ADDressを楽しむことはできます。自宅を持ちながら月4万円を3か月。安倍晋三さんから頂いた10万円に+2万円で、普段だったら旅行に使う費用をプラスして、サービスを使い倒す感じで出かけてみたらいいと思います。

嫌だったらやめればいいし、かかるお金は10万円前後。旅行に行ったら、そのくらいはかかるし、楽しいかどうかわからないことに、ちょっと無駄遣いしてもいいんじゃない?と思います。

嫌だったな、もったいなかったなというのがリスク。新しいたくさんの体験がリターン。10万円前後の自分への投資がどうなるのか、体験してみたらいいと思います。

とはいえ、わからないことに対して1歩前に踏み出せない。というのもわかるので、よくある質問と、私なりの質問の答えや考えを書いてみました。

ADDressの仕組みに関する質問

ADDressの仕組みはわかりにくいので、私も最初、全然理解できなかったし、もちろん私が説明しても、周囲の人は良く理解できないようで、何度も何度も質問が来ます。

「え?それってほかの人と同室ってこと??」

「え?予約取れなかったら泊まるところがなくなっちゃうの??」

うん。だからね。専用ドミトリーと、予約個室があって・・・と説明しても全然わからないようで、また少し時間がたつと

「え?それって・・・」とまた始まるので、その時は、適当に答えています。

既存のサービスの中に同様のものがないので、理解が難しいことについては仕方ないと思います。(だからやってみたほうが早いと思います)

あとは定期的にオンラインの説明会や、拠点の紹介があるので、のぞいてみるのもいいと思います。

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私自身は、オンラインの説明会を見て興味を持ったので、実際に拠点を見学させてもらって、申し込みをしました。

他人と同居することに関する質問

ほかの人と一緒に暮らす、知らない他人と暮らすことに不安を覚える人は多いようです。

もちろん私自身も、それが一番心配だったかも。他人と暮らすことが不安な理由は、自分とは価値観が異なる他人と暮らせば、心地よくないことがあるに決まっている。という思い込みがあることだと思います。

共有スペースを利用するにあたり、「よい/悪い」「きれい/汚い」「早い/遅い」などその人がそれまで培ってきた当たり前を調整する必要があります。それが絶対に嫌、という人は難しいかもしれません。

しかしながら、私自身もそれを調整するのが、絶対に嫌、と思うほうのタイプでした。(私は友人との旅行の際にも、個室がいいとわがままを言って、コネクティングルームとか、スイートルームとか、アパートメントとか、そういうところを予約していたくらいです。)

驚いたことに、意外にそのハードルは思いのほか、高くなかったということにすぐに気づきます。

ADDressを始めてみてわかったことは、利用者の多くの方が、「基本として、他者と暮らすことは、自分の価値観を調整することだ」という前提条件の下で生活を始められているということです。

「ルールを守る」「お互い様」「自分と他人は違う」「人が嫌なことはしない」「周りの人に配慮する」このようなことを会員同士が前提に持って生活していると、自分のライフスタイルをアジャストしなくてはいけないことはそれほど苦ではありません。というか、どちらかといえば、快適に暮らすことができていて驚きです。

それに、物事には何でもPros and Consがあります。他者との生活で多少のままならないことがあったとしても、それには代えられないほどの良い経験があります。

日々、いろいろな人との出会いがあり、経験は一人で暮らしているときの10倍以上に増えます。いろいろな方がそれぞれの得意を持っていらっしゃり、感心させられることばかり。本当に勉強になります。

今までのあたりまえが、そうではなかったことを、毎日体験できる。自分が住んでいた世界がいかに小さいか、自分の思考がいかに偏っているかがわかり、次々にこれからやってみたいこと、行ってみたいところがどんどんできる。夜寝るときに、ADDressを初めてほんとによかった。と思います。

先日出会った会員さんは、夜ひとりごとのように、ああ楽しい。私ほんとに幸せ。と言っていました。心の中で「私も。」と思いました。

荷物に関する質問

昨今「断捨離」的なことがブームになっています。自宅をもっときれいにしたい、物を少なくしたいな、と思っている人は多いと思いますが、実行できる人は少ないようです。

私の断捨離の記録はこちらです。

様々なメディアで見るアドレスホッパーの人たちは、バックパック1つがすべての財産、という感じなので、バックパック1つなんて無理。と思う人が多いと思いますし、それは私も同感です。

本格的に荷物を減らすといっても、バックパック1つまで減らす必要はありません。多くの人は荷物を減らすことを「我慢すること」、と考えるようですし、私もそう思っていましたが、実際には「今までなんと必要ないものに囲まれていたのか!」という感じです。

そして私自身は、今持っているものの中で日々、おしゃれも楽しむことができ、楽しく豊かに暮らしています。

そもそも自宅をキープしながらのお試しADDressであれば、荷物を減らす必要はありません。参考までに、今私が持っているものは、大まかにいうと以下の通りです。

1.現在生活に使っているもの

:トップス10枚くらい ボトムス6枚くらい ワンピース4枚くらい カーディガン2 ストール1

:スニーカー3 サンダル3 フラットシューズ2 パンプス1

バッグ:スーツケース2 バックパック2 ストローバッグ1 トートバッグ2 パーティーバッグ1

アクセサリー:ピアス7 ブローチ4 ネックレス3 リング2 腕時計2 眼鏡&サングラス3

生活用品:バスタオル2 普通のタオル2 靴下とか10組、パジャマ3組

調理関連用品:調味料類(ミニサイズと軽いものは大きいサイズ)お醤油、塩、オリーヴオイル、プロヴァンスハーブの調味料、ドライトマト、鶏がらスープの素、のり、鰹節パック、ツナ缶、はちみつ ※あとは日々食べるものを買っています。

化粧品類:メイク道具ポーチ1つ分。2か月分くらいのスキンケア用品、シャンプー等のストック分。

あとは最低限の文具

現状、この分量で、おおよそ楽しく生活できます。

私は以前には、たぶんこの3倍以上の量のものを家の中に持っていましたが、今考えれば、実は使っていないし、持っていることも忘れているというものが結構あったのでした。

実際にはバスタオルとか、パジャマとかは、もっと減らしてもいいと思っています。毎日洗濯すればいいわけですし。文具は、この生活になってほとんどをデジタル化したので、必要なくなってしまいました。

Consとして強いてあげるとすれば、食器とか調理器具とか、それらの自分のお気に入りを揃えられないことでしょうか。ショッピングに行って、素敵なものを見つけても購入することはできないので、さみしく思うことはあります。ただProsとしては、自分が今まで使ったことないような食器を使って盛り付けができることですね。拠点によっては素敵な食器があるところもあります。

2.サマリーポケットや家族に預かってもらっているもの

1.その季節に使用しない衣類、靴、バッグ、布団など

2.大切に取っておきたい思い出の品

3.化粧品類のストック

サマリーポケットに4つ程度の段ボールを預けています。サマリーポケットは、液体物を預けられないので、すぐには使わない化粧品は家族に預かってもらっています。化粧品は、すごくたくさん持っていたのと、捨てられないと思ったので、今はありますがなくなったらストックはいらないですね。

まとめ

ADDressはひとつのライフスタイルです。合う、合わない、は、当然人によりますし、ADDressの会員さんの中にも本気のアドレスホッパーから、私みたいな、荷物多め。1つの拠点に長く滞在、みたいなタイプもいます。年齢も職業も様々で、こういう多様性がすごくいいなと思います。

私がADDressで得ているものは、無形の資産です。

これからの私の人生で絶対に増やしたいと思っていたものが、ADDressをはじめたことで、思いがけず手にすることができています。

また思いがけない質問が来たら、自分の思考の整理をしたいと思います。

今夜もよい夢を見られますように。

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