【9月】退職して3か月遊んでみた感想　本当に無職になって、多拠点生活に慣れてきた日々

9月下旬になったとたん、急に季節が変わって肌寒さを感じるようになりました。

ADDressでの生活が始まったのが7月、夏訪れとともに始まった新しい生活が、3か月という一つの区切りを迎えたことを体感しています。

9月、そしてこの3か月を振り返ります。

１．多拠点生活に慣れてきた

新しい環境や、物事に慣れていくのには、3か月くらいはかかります。なので、仕事がない生活、多拠点で暮らす生活がやっと、「普通」になってきた。というのが最近の所感です。

9月は、3度目の北海道へ行き、7月に初めて訪れた拠点を再訪しました。2か月ぶりに再訪してみると、自分なりの変化がわかります。最初は右も左もわからず、日々、初めてのことばかりだったのが、いろいろなことに慣れて、リラックスして日々を楽しむ余裕ができました。

２．会社を辞めた、が本当に実感できた　そして今の気持ち

9月上旬に退職の様々な手続きが終わりました。9月25日に初めて給与振込がなかったことを確認してさらに会社を辞めた実感が高まりました。

元上司や同僚が、退職後の会社の様子を知らせてくるのを聞きながら、自分がかなり一歩引いた状態で会社の状況を聞き、状況を理解することができている。本当に会社から卒業したことを感じられた9月です。

想像していた以上に、会社を辞めた寂しさ、退屈はなく、働いていたことはもう遠い昔のことのようです。イライラすることや、思った通りにならなくて、腹立たしく思うことがほとんどなくて、心理的にとても穏やかに過ごしています。また、常に結果を出す、答えを出す、導く、というようなプレッシャーがなくなって、少しほっとしています。そんな自分を見つめつつ、私は本来リーダーシップをとるポジションには向いていなかったのかも。と思ったりします。

この穏やかな心理状態は、ミッションやゴールがない生活をしているから、ともいえると思っています。せっかく今まで多くのプレッシャーにさらされながら身に着けてきたビジネス筋肉みたいなものが衰えてしまうのではないか、というような不安もあります。

今まで長期間仕事を休む、という経験がなかったので、3か月も休めば、少し先のことも考えるようになるのでは、なんとなくの手がかりくらいは見えるのでは、と思っていました。しかしながら、驚くほどまったく何も考えていません。アイデアもプランもありません。日々新しい生活をしていく毎日が幸せではあるものの、この先一体私はどうするつもりなんだろう。このまま何も決められないまま、1年なんてあっという間に過ぎてしまうのでは。という、もやもやとした気持ちになることもあります。

・・先のことを案ずるのはやめよう。「今」を楽しもう。9月末時点で感じている気持ちです。

３．会社を辞めて変わったこと

会社を辞めて大きく変わったことは体調です。体調がすこぶるいい。もともと健康体ではあるものの、よく眠れて、本当に体調がいい。どうしてかな、と考えてみると、仕事をしているときと大きく違うのは、よく歩いていること。そしてよく日に当たっていることの2つです。

働いていた時も、週3回くらいはスポーツクラブに行っていたのですが、エクササイズとしての運動というよりは、日々の生活の中で自然に日に当たって、自然に歩いている。この違いが体調に影響しているとしたらそれはすごいこと。

ストレスの量はあまり変わらないと思います。仕事をしていた時には大きなプレッシャーがありましたが、多拠点生活が始まってからは初めてのことばかり。緊張したり、不安になったりすることも多かったので（運転などはかなりの心理的プレッシャー）よかったのは多分日光と運動量と思われます。

さて、今月も9月を振り返りたいと思います。