多拠点生活を始めて3か月。9月までの反省点としては、ANAのサブスプリクションのエアチケットの使用と、ADDress拠点の予約をすることが優先的になってしまい、本当に行きたいところに行けているのか?ということについては疑問が残りました。
一方で、ADDressの拠点を利用するメリットは、自分では興味の範囲の中になかったところに行くことができて、新しい体験ができることです。そしてもちろん会員さんとのコミュニケーションがとても楽しいというのも利点です。
10月以降は、行きたいところに行く & ADDress拠点での体験 の両方を楽しめるようにスケジュールを工夫することにチャレンジしようと思っていました。
ということで、ADDressではない多拠点生活として、九州にやってきました。今回は、阿蘇に行って広大な景色を観るのが目的でした。阿蘇の広大な景色にいる牛を見ながら、ドライブ。いいな。運転できるんだから行ってみよう!と。夢が叶いました。途中、福岡と湯布院にも行きました。
九州へのアクセス
九州へは最後のANAのチケットを使って行きました。帰りはスカイマークを利用しました。スカイマークは羽田発着で、荷物も追加料金なしで20㎏まで預け入れ可能、そして予約がしやすい(いろいろ登録作業がに楽!)ということでとても気に入りました。また利用したいです。成田発着のLCCも別の機会に利用してみたいと思います。
宿泊した場所
・博多 ホテルアクティブ博多
楽天トラベルで予約しました。すごくよかったです。私は以前からホテル選びが面倒で、いつも、予約サイトで口コミ順で見て評価のいいところでサクッと決めてしまいます。ホテルアクティブ博多は、楽天トラベルでゴールドアワード(2019)を獲得しているとのことで決めました。
大浴場があって、バイキング形式の朝食がついていて、建物もきれい、そして清潔です。ビジネス利用の方が多いので、男女比は7:3くらいで女性の利用は少ないようです。なので、大浴場はほぼ貸し切り状態でした。一方で、朝食時間は混んでいましたが、和食、洋食、カレーの準備があり、特に和食はすごく充実しています。駅からもすぐ近くなので、また利用したいです。
・湯布院 和モダン温泉館 湯布院あかりの宿
Hafhを利用して3泊しました。こちらは現在、Hafhコインがなくても個室に泊まれます。とってもユニークな宿でした。とてもよかったです。
こちらの宿は、館内に大浴場が3か所あり、うち2つは露天風呂です。私は主に3階の露天風呂を利用していました。この大浴場は5-10名くらいは入れる大きな露天風呂なのですが、基本的に利用する時には、貸し切りにできるシステムなので、一人でゆっくり利用できます。由布岳を望める大きな露天風呂に一人でのんびり入れるのですごくいいです。施設はとても空いていて、利用したい時間に常に温泉を利用できました。こちらは築30年の温泉旅館を部分的にリニューアルしているようで、お風呂の施設などは古いですが、アメニティなどはおしゃれなものが入っていますし、お部屋の畳も新しかったです。(自炊もできます。)
3匹の猫と、1匹の犬がいるのも面白い。猫たちは、私が到着したときには、ソファで寝ていて、一瞬置物か?と思ってしまったくらい美しい猫たちです。
以前にHigh & Low のブログに、この多拠点生活では、今までには体験したことのないHigh とLowの両方を楽しむことを書きました。
この湯布院明かりの宿のような宿泊施設は、今までの旅行であれば敢えて選ぶことはなかった施設です。今回はHafh利用だったので、料金の支払いはなかったのですが、一泊3000円未満(*楽天トラベル調べ*2020年10月)で、こんな宿に泊まれるなんて楽しいなと思いました。
私は個人的には、食べることにも温泉にもあまり関心がないので、豪華な温泉旅館で食べきれないほどのごちそうをいただくことは、友人と一緒の時には楽しいものの、一人ではあまり楽しめそうにありません。そういう意味でも、今回の宿は私のスタイルにぴったりでした。
おいしかったもの (福岡)
私は食べることに興味がないものの、強烈に印象に残ったお店については、何年もそのことを覚えています。15年くらい前に、福岡天神コアビルにあった定食屋さんが美味しかったので、また行きたいなと思っていましたがコアビルは今年3月で閉館していました。あの時のお店もうなくなっちゃったのかなと思って調べたらありました。
こちらではごまさばがおススメですが、今回は品切れだったのでごまぶりをいただきました。15年ぶりでしたが、やっぱり美味しかった。お店の方たちもお変わりなく、「おいしく食べてもらうことが嬉しい」というタイプの方たちでした。
アクロス福岡のようなイベントやオフィス中心の施設内の飲食店は、昨今なかなか厳しいんだろうなと思いましたし、お店の方の表情に少しそれが表れているように思いました。たくさんのファンの方がいらっしゃるお店でしょうから(食べログ3.5Pointですし)頑張っていただきたい!福岡に行く時にはまた伺いたいと思います。
メイントピック
今回の旅の目的は南阿蘇に行くことでした。南阿蘇にに行きたかった理由は、阿蘇の大自然、牛や馬の見える景色の中をドライブしたかったこと、そして、子供のころ大好きだった、葉祥明の絵画の世界を見てみたかったことの二つでした。ふたつとも叶えることができました。
・ドライブ
湯布院に宿泊していたので、朝の温泉タイムを楽しんだ後、九重から南阿蘇へと日程を分けてドライブに行きました。やまなみハイウェイを抜けて長者原のタデ原湿原へ。ドライブの休憩がてらに、1時間の散策コースを歩きました。お天気の良い日で、気持ちの良いウォーキングができました。
その後、草千里ヶ浜へ。草千里ヶ浜は、烏帽子岳の北麓に位置する大草原です。車で走る途中には、放牧された牛や馬とが織りなす牧歌的な風景が広がり、山の上から見下ろす絶景は、言葉にできないほど印象的です。
阿蘇の景色というのは、北海道の雄大さともまた違う、特別な趣きがあります。想像していた以上に「絶景」でした。
ちょうど私が滞在していた折、国道57号「北側復旧ルート」が開通しました。熊本地震でずっと通行止めになっていたそうです。ラジオを聞いていたら、村長さんが開通を「言葉に尽くせないほどのうれしさ」と表現されていました。長く楽しみに待っていた方も多いらしく、当日は、開通を待つ行列ができたとのこと。お年寄りは、慣れた道を使うことが安心、というのを聞いてなるほどと思いました。
地震や台風の災害で大変だった熊本。私は今回熊本が大好きになったので、ふるさと納税しようと思います。ただ、今年は1年のうち半分しか仕事していないので、納税額が少なくなってしまいます。またいつか収入を得られるようになったら、引き続き応援したいです。
・葉祥明の世界をみた。本物だった。
子供のころからの憧れだった、葉祥明の世界を見たくて、南阿蘇へ出かけました。南阿蘇を車で走っているとき、車を停めて、しばし景色に見とれながら、本物だった。と感動しました。葉祥明阿蘇高原絵本美術館については下記にまとめています。
おまけの情報
湯布院でCOMICO ART MUSEUM YUFUINに行きました。とても素敵な美術館でした。
まとめ
ということで福岡→湯布院→熊本→福岡と周り、東京に戻ってきました。熊本、また行きたい。日本で行ったことがある場所の中では一番好きな場所になりました。
今回はドライブで駆け抜けてしまいましたが、今度はADDressの拠点の予約を取って、ゆっくりと熊本を楽しみたいです。
今夜もよい夢を見られますように。
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