ADDress 多拠点生活 宮崎日南② 二度目の日南。ADDressに慣れたことを確信。再訪の愉しみ。

前回宮崎日南を訪れたとき、ブログを書きました。投稿は8月だったのですが、実際には、宮崎滞在は7月18日(土)~24日(金)でした。

あの頃はブログを始めたばかりだったので、溜めていたものをアップする、というような感じだったことを懐かしく思い出しました。

前回の宮崎滞在を振り返る

前回のブログにも書いたように、7月の宮崎は死ぬほど暑かった。そして本当に海がきれいで楽しかった。

ただ、付け加えるべきことは、私にとって、宮崎日南の拠点は、初めての(正確には東京を除くと、です。)ADDress拠点だったということです

私のADDressライフは、北海道富良野がスタート。ADDress北海道拠点は、すべてホテルやゲストハウスとの提携拠点だったので、普通の一軒家の拠点への滞在は初めてでした。

そして当時私は、車の運転もできなかったし、田舎にも全然慣れていなかったし、もちろんADDressでの過ごし方にも慣れていなかった。相当緊張して、滞在していたんだな。と思いだしました。

ブログには、すごく楽しそうなことだけを書いたんですが、実際には、宮崎市内から、普通の路線バスに2時間近く乗って、2000円近い料金を支払ったことは驚きでした。まだ着かないのか、Google map 壊れてないかな。と不安でした。

暑くて観光にも行けず、海水浴をしよう、と思い立っても、1~2時間に1本しかないバスや電車に乗っていくしかない。炎天下の下、バス停で「本当にバスは来るんだろうか・・」と日傘をさしながら、不安でした。熱中症で倒れてしまうのでは?と思うほどの暑さ、やっとバスの姿が見えたときには、なんとなくうっすら涙が出てもおかしくないようなほっとした気持ちになりました。

日南の拠点には、ドミトリーに居住している人がいる、とは聞いていたものの、あまり姿を見かけることもなく、知らない家で、ご飯を作り、お風呂に入り、眠る日々。これ使っていいのかな。これやってもいいのかな。誰に聞けばいいのかもわからない日々を送っていました。

今思えば「初めてのおつかい」的な珍道中でした。懐かしいです。

今回の日南滞在は、残念ながら1泊だけだったのですが、ベストシーズンの日南を楽しんできました。8か月たって同じ場所を訪れると、この生活にすごく慣れてきたことを実感。うれしかったです。

日南へのアクセス

私は最近、鹿児島、鹿屋の拠点がとても気に入っていて、その滞在の途中にレンタカーで日南を訪れました。車で約2時間程度。九州って大きいなあ。

鹿屋の拠点は、基本天気には水曜日が定休日。そして、ADDressのルールでは同じ拠点への予約可能日数は7日間です。

東京から鹿児島は遠い。何度も行き来するのは大変なので、2週間くらい鹿児島にいたいな、と思って、1泊だけ、どこか、ほかのところに泊まる必要がありました。

鹿屋市内にホテルを取ろうかと思ったのですが、そうだ、と思い立ち日南の拠点に行ってみることにしました。あの時行けなかった「観光」。今はベストシーズンだからいろいろ見てくることができるんじゃない?そして、私が成長したかどうかも確かめられるんじゃない?と思ったのが理由です。

宿泊した場所

日南の拠点は、1Fがコミュニティスペースになっていて、2Fが住居になっています。以前に来た時には、ドミトリーに住んでいる人がいたようでしたが、今回行ったときには誰もいないようでした。

なんか、前来た時よりきれいになってる。それに、個室もwifiがつながるようになっていた。

それに、キッチンや、トイレ、などの使い勝手もわかるし、2回目に来るっていいな。と思いました。 

メイントピック

・都井岬

なんか、岬 と聞くと行ってみたくなりますよね。私は、北海道で、神威岬にいって、すごく感動したことがきっかけで 岬があれば、行ってみます。夏の北海道小樽。懐かしいな。

都井岬には、馬がいると聞いていたので、それも楽しみでした。以前は動物が好きではなかったのに、ADDressを始めてから、だんだん動物が好きになってきました。不思議です。

都井岬の馬は御崎馬(みさきうま)という野生馬です。そのため触ったりすることはできません。人には慣れているようで、車や人が通っても、静かに歩いたり、草を食べたりしていますが、時に、興味を示して近くに寄ってきます。ちょっと怖い。車のウィンドウを閉めて、写真を撮りました。窓をなめられてしまった。

ちょっと休憩。都井岬観光交流館 PAKARAPAKA(パカラパカ)に立ち寄りました。

ここは、眺めが最高!です。施設もできたばかりでピカピカなので長いドライブの途中には立ち寄って休憩することをお勧めします。お食事もおいしかった。

今時、こういう観光施設では、施設もきれい。トイレもピカピカ。食べ物もおいしい。と昔とは全然違うんですね。

ここでは野生馬について知ることもできるし、宮崎県のおみやげも購入できます。

ホーム - PAKALAPAKA|都井岬観光交流館 パカラパカ
都井岬観光交流館 パカラパカ これまで都井岬になかった屋内型の休憩スペースです。 24時間開放のバリアフリーの

・鵜戸神宮

鵜戸神宮はすごくいいよ。と聞いていたので、前回行けなかったことを悔やんでいた場所でした。

鵜戸神宮は、国定公園日南海岸、日南市鵜戸の日向灘に面した神社で、自然の神秘な洞窟の中に、神様が祭られています。

日本国中の海の近くには、たくさんの神社があります。

美しいけれど、時に荒れ狂って多くの人の命を奪ってきた海。昔の人々が神社を奉ってきたことに思いを馳せながら、今日幸せに生きていられることに感謝の気持ちが生まれます。

多くの人が訪れる鵜戸神宮の鳥居の外側にはカフェもあります。観光地としては大事なことなんだろうと思います。暑かったのでたくさんの人がソフトクリームを食べてました。

そして、現代の忙しい人も祈祷できるようになっているんですね。(※その他、の最後の文章をご参照ください)

・黄色いポストをみにいく

このポストは「幸せの黄色いポスト」と呼ばれ、青島神社に祀られている山幸彦と豊玉姫が恋文をやりとりしたとされることから、縁結びのシンボルとなっているようです。

静岡県、お茶の産地である大井町線の門出駅でグリーンのポストを見て、あ。いいアイデア!かわいい。と思って写真を撮りました。そのあと、鹿児島県鹿屋の「かのやばら園」で、ピンクのポストをみました。へえ。いろんな色のポストがあるんだな。と思って調べていたら、宮崎県にも黄色のポストがあることを知りました。写真を撮りにいかなくちゃ!と青島までやってきたというわけです。

またどこかで違う色のポストに会えるかな。

おまけの情報

・温泉

都井岬から、日南拠点に行く途中に、「串間温泉 いこいの里」に立ち寄りました。以前に「温泉が好きじゃない」と書いたことがあったのですが、ADDress生活を始めて、温泉によく入るようになりました。

私が温泉が好きではない理由は、昔の人は温泉が必要だったけれど、現代人はそんなに温泉が必要じゃないんじゃない?という理由からです。

昔の人はおうちにお風呂がなかったり、薪でお風呂をたくのは大変だった。多くの人が農作業に携わり、肉体労働の人が多かった。ごちそうだって食べられなかったし、レジャーだって今よりは圧倒的に少なかった。そう思うと、現代人が「温泉温泉♪」というのに違和感があったんです。

でも最近、温泉の効用ってあるんだなと思うようになりました。

ADDress生活を始める前、私は人工温泉のあるスポーツクラブに入会していて、ほとんど毎日そこで入浴していました。

ADDress生活が始まってスポーツクラブに通うことができなくなったので、やめた後、2-3か月して、肌がものすごくカサカサになってしまったことに気づきました。多分、水道水が肌に合わないのと、シャワーだけで済ませる日が多くなったからかなと考えています。

なので、肌のカサカサをどうにかするために、温泉があれば、時々利用することにしています。

この串間温泉は別名「美人の湯」と呼ばれているそうです。私はそもそも温泉に詳しくないから、語れないのですが、炭酸水素イオンの含有量が、全国平均の3倍以上、全国で2-3番目(2-3番目って何?)に多いそうです。とろりタイプのお湯でした!

多拠点生活をしている人は、温泉を楽しみにしている人が多い。そして、こういう温泉施設は自治体が運営しているところが多く、住民への福利厚生施設みたいになってしまっているところも多い。

今後、多拠点で生活する人が増えると、こういう温泉施設マップみたいのものができたりして、(もうすでにあるのかも)競争が生まれ、地域の活性に役立つといいなと思っています。

串間温泉 いこいの里 | 串間温泉 いこいの里
串間温泉 いこいの里

まとめ

ということで二度目の日南を楽しんできました。(私はNHKの二度目の〇〇、という海外ロケの番組が大好きです。)

拠点の中の仕様はもちろん、周辺の道や商業施設の特性などがわかっての滞在は、すごくリラックスできる。季節によってまたその土地の別の顔を見ることができる。

今ADDressはどんどん新しい拠点ができて、行ったことのないところに心惹かれてしまうのですが、お気に入りの場所を再訪するっていうのもいいですね。

今夜もよい夢を見られますように。

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