小樽は海の街と知っていたけれど、札幌からのバスの車窓から海が見えたときには、全身が「海だ!」と反応して、ドキドキしました。
小樽運河や、ガラス工房や、ルタオの洋菓子はもちろんいいけれど、少し中心地から離れて、青い海を高いところから、また間近に見て海の素敵さ、海の産物のおいしさを感じられた小樽。
レンタルサイクルを借りて、水族館のほうに行ったり、イオンモールに行ったり、おおよその街の様子を探りながら過ごしていました。
本当は、バスで小樽から余市、積丹半島のほうまで行ってみたかったけれど、残念ながら観光バスはお休み中だったのでまた今度の楽しみに。8月終わりごろまた来よう。
札幌から小樽へのアクセス
札幌から富良野へのアクセス札幌から小樽へはバスが便利。
今回も北海道中央バスの高速おたる号を利用しました。札幌で宿泊していた京王プレリアホテル札幌の目の前のバス停から、今回の宿泊先であるOtaru YaDo のある市役所前というバス停まで利用したので、ほとんど歩くことがなく、重い荷物を持っている私にはとても幸運なアクセスでした。
宿泊した場所
宿泊した場所小樽の拠点はゲストハウス「Otaru YaDo」です。
おしゃれなゲストハウスで、キッチンや、バスルームは新しく清潔でした。なんと6人用のドミトリーを一人用の個室として3泊。
お部屋にはベッドしかないのですが、キッチン&リビングルームが広くて、リビングルームにあるソファの座り心地が、すごくいい!
とてもお気に入りだったのは小さいテラス。富良野、札幌と窓を開けられらない宿泊施設だったこともあり、外の風に当たりながら食事ができたり、お茶が飲めるのはとてもうれしい。カモメの鳴き声が聞こえるのも、海の街ならでは。
1階にはローソンがあり、駅からも徒歩10分以内。駅前にスーパーマーケットがあるので自炊可能。少し離れたところには、イオンモールや、イオン系のスーパーマーケットがあり、こちらの品ぞろえも見事でした。
小樽でのメイントピック
小樽ではまた自転車を借りました。
坂の街小樽ですが、海沿いを東へ、西へと移動する分には、高低差がないので、電動サイクルでなくても問題なく走れます。
コロナ関連で、ほとんどのレンタルサイクル屋さんがお休みしていましたが、観光案内所の方が唯一空いていたレンタルサイクル屋さんを教えてくれました。
ここは自転車の質が良くて、富良野、美瑛、小樽で乗った自転車の中では一番自転車の質が良かったです。長く乗っていても疲れないのでお勧めします。貸出場所にいるおじさんもとても親切です。
おいしかったもの
前置きとして・・私は食べ歩きの趣味はありません。
良いお店はたくさんあるものの、「感動レベル」のお店ってあまりないのでは。と思います。美味しいかどうか、ではなくて、感動するかどうか、は個人の価値観、好みによるということでしょうか。
個人的には、感動レベルお店って、味だけではなくて、雰囲気とか、空気とか、景色とか、そういうもの全部のハーモニーが「好きなお店」かどうかを決めるような気がしています。
美味しいものへの興味が少ない分、感動的なお店があったら記録しておきたいと思います。
小樽では小樽水族館の近くの「青塚食堂」に行きました。
普段は自炊派ですが、小樽で一度は海鮮を。と思っていました。
ミシュラン一つ星のお鮨屋さんに行くか、悩みましたが、美味しくて、居心地のいい素敵なお鮨屋さんなら、銀座九兵衛が好きだし、食堂っぽいのはあまり行ったことないな。と思ったチョイスが大正解。
7月は雲丹の季節なので、何にするか最後まで迷いまいしたが、お店の方が早口で「今日はマイカがいいから。」とおススメされたので「マイカ??」って何?私の知らない貝の名前か??と思ってよく考えたら「真イカ」でした笑
イカか。でも新鮮なイカっていうのも貴重だし。私は基本グルメじゃないから、お店の人の言う通りにしよう。と思って、焼牡蠣と一緒に注文したら両方大正解。すごく美味しかった。(控えめに言ってすごく美味しかった。)
鰊が有名なお店のようで多くの人がとっても大きな鰊を注文されていました。私がイカを食べていたら、おススメしてくれた若女将(勝手に私が名付けました)が、「あら。イカにしたんだねー(微笑)」と嬉しそうだったので、私も嬉しくなりました。
お店には大女将みたいな人と、息子さん、お嫁さん、きっと孫のお嫁さん、みたいな、渡る世間は鬼ばかり(単に、家族経営という意味です笑。とても皆さん仲良さそうです)みたいな雰囲気も私にはとても新鮮でした。
目の前は青い青い、そして広い海。美味しいごはん。久しぶりに外食が楽しかった小樽でした。また行きたい。真イカ定食と、焼牡蠣(15センチくらいある大きな牡蠣!)で2,020円でした。※定食の付け合わせの、お漬物とか、塩辛とか、松前漬けも最高に美味しかったです。
明日は東京に帰ります。
今夜もよい夢を見られますように。
コメント